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メレンゲの気持ち
9/25放映

 


 
 
TVウォッチング日記

あうあうあう。身悶えしつつ見ました、「メレンゲの気持ち」。
なんか自分ちに、なんでかアキラさんをお招きしちゃったよ、みたいなね、こんなとこ来ていただける方じゃないんですけど、みたいな。ほんっとスミマセンっっ、と、自虐的ヨロコビにクルシミつつ、手に汗にぎって観ちゃいました。

番組は、久本マサミさん、浅田ミヨコさん、松本アッコさんをMCに、ファンシーな女部屋セット?の、ソファーでの座りトーク。ゲストはアキラさんの他、秋野ヨウコ女史と、モデルあがりの背のデカいおねーちゃん。

さてアキラさんは。ぐわっ。黒っすよ、黒。スーツ、漆黒。一般には膨脹を押さえるといわれながら、すでに膨脹済みの方には禁色、それが黒。まして、ダブルで。
83に満足しておられるとみたっ。
でも文句なし。やっぱ黒、お似合いです。ああっ、めまいした〜っ。

インは薄手でやや艶のある綿のシャツでした。白地にブルーグレーのピンストライプ入り。クールっっ!靴も黒で、イタリアっぽい大人系ローファー(みたいなの)。靴下の白がカジュアル感の要ではありますが、あそこまで映るんなら、ロゴ無しの明るいブルーグレーでお願いしたかった。ベルトは黒にシルバーのバックル。いい幅です。アクセは金攻めね。胸元、左腕、共に重ね付け。時計も金で、もちろん右手に。何?にせんよんひゃくまん?いや、よく聞き取れんかったんすが、貧乏慣れした俺の耳には。

なんか、えらーくリラーックスしておられましたねえ。おねーちゃんばっかのトコでは、そのよーなテンションであらせられますか。手をソファーの背もたれに突っ張って、ずうーんと足を伸ばしておられたかと思うと、やけにちんまりと座りなおしてみたり、服の糸クズとったり。
ふふ、あきちゃってるあきちゃってる。いいぞー。

しかし、ひとたび話をはじめたら、たかが車の名前を口にするだけで、くうーっ、かっきーことかっきーこと。
でいて「暗くなっちったんだ」だの「ふーん、どーゆーふーに体にいーの、これ?」なんて、もお、失礼っ、若輩メにも「かわいいっ」って言わせて下さいませ。

アキノ女史自慢の謎の米、手で食べちゃってるし。もぐもぐしちゃってるし。なんか言いたそーだし。で、鳩の餌を思いだしちゃったと。
こらー、客席にトーモロコシ投げるなーっ。なんてウソっ。私にも投げて下さいませーっっ。こんときが一番楽しそーでしたね。私も楽しかったす。かわいすぎーっっ。

ご自分のトークのわりあてが終わってからも、女どものバツいちネタに乱入しては話題を奪いとり、年季のはいったシャレを放つも、あえなくおやじギャグ扱い(コラぁ、元たくろーの妻、シバくどっっ←不適切な表現、失礼)。聞く気にもならん、元デルモのねーちゃんの話題には、んふふふふと笑いでオチをくれてやり。
いやー、大活躍っ。今回も魅せていただきましたっ。

しかし、今もアキラさんが夜な夜なお店のテーブルやらグラスやらを割って歩いておられる?との、おいしいネタを振りまいてくれたとはいえ、いや、いてくれて感謝してるけど、触りすぎやで、アキノのアネゴ。ももに手をおくなーっっ。なんてね、ヒガミっす、そばでアキラさんの「愛燦々」を聴いたというアナタへの。

でも、さすがに、クイズはツラかったあ。すみません、もう帰して下さい、そんなことやるための50周年じゃないんで、このとーりっ。とテレビの前で土下座までしちゃいました。けど、グロき女装の芸人に「そこまでやるのは大したもんだ」とエールをおくったり、まったくヤル気のない気持ちを隠さないお姿は、素晴らしかったです。感動いたしました。

終始アキラさんはびみょーに浮いた感じ。しかし、その浮遊の高さこそ、あって当然の格の違い、イマドキの人々とアキラさんとの存在位置の差、オーラの差、むしろ不自然ではない。
このテの番組に出演する意味というのは、当然おねーちゃん達にコビを売ることなんかじゃなくて、あるがまま、大きな男(ひと)を見たなあと、共演者にスタッフに、もちろん視聴者の皆さまに(私とか)、サプライズを感じさせて下さることではないでしょうか。その点では成功。確かな何かを残されたと、私は感じました。観てて激しく疲れましたが。
なんでこんな仕事を、と思う気持ちが無いとは言いません。でも、こんなアキラさんを目にすることができた喜びも、私は受入れたい。お祭りが見せてくれた、貴重なワンシーンに、感謝いたします。

アキラさん、ほんっとにお疲れ様でした。私も疲れちゃった。けど、恐らく、この人が一番疲れたと思われる、マチャミねーさん、お疲れさんでやんした。

にしても、この番組、初めて観たんすけど、不思議な番組っすねえ。だれが「メレンゲの気持ち」の持ち主なのですか?なんだか、昔は東京でナラしたおねーさま方が、ガン首そろえてる地方都市のキャバレーみたい(失礼)。
あ、メレンゲって、ツノ(トウ?)が立ってるって意味?いや、私はなかなかキライじゃない雰囲気でしたが。まあ、二度とは観ることはないでしょー。

いやあ、ごちそうさまでした。おかわりは、しばらく、いいかな(笑)。
最後に、御覧になれない地域の皆様、お先にすみませんっっ。全国での放映を心よりお祈りいたします。

おっと肝心のアキラさんのトークの内容を。東南アジアでタクシーを凄い数のバイクに囲まれたお話とか、アクションを見せろと言われて垂木をバキッとやったお話、大部屋で衣装をドブに隠された?お話、日本刀持ち出すも裏から逃げられた?お話、「地獄の部隊長」での爆発の苦労話、裕次郎さんとのレース、未入籍の話、などなどでした。

私が個人的に感激してしまったのは、アキノさんがアキラさんに、ひばりさんの歌をカラオケで歌ってもらったというお話のとき(きーっ、嫉妬の嵐ーっっ、なのは置いとくとして)。
「いろんな思いがあると思うのよ」、とかなんとか言っているアキノさんに対し、「いい歌だから歌っただけだよ」と。それでもアキノさんが「あると思わしてよお」とネダると、「そっか、ふーん」と小さな声で。ここ。ここに泣きました。
誰もがワケ知り顔で、心に、自分だけが真実だと思っている幻想や妄想のアキラさんを住まわせているもの(いや、俺だけかもだが)。それが事実とは違っていたとしても、この方は冷たく否定したりしないのだ、みんなの心に住んでいる、もう一人の自分さえも認めて下さるのだ。そんな風に思えた。それ自体が私の妄想なんですけどね。膨大な自信に裏打ちされてこそできる雄大な構えに、私は呆然として涙、涙。「今のって、泣くとこなの?」と家族に突っ込まれながら(笑)。

どんな番組でも、そこにアキラさんさえいれば、有形無形の何かをいっぱいいただくことができる。出ようじゃないの、とアキラさんが決められたのなら、え〜そんなのにぃ〜とか思わずに、ははーっとお受けしたや。そんな風に思いました。てか、よーするに観たいのだあっっ。いっぱい観せてくれえいっっ。。



この内容は、独断と偏見に満ちた管理人の、番組を観ての感想ですので悪しからず(笑)。

2004/9/27

 


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