● ひよっこ観察日記●
よくぞ泣かずにガンバった!自分で自分を誉めてやりたいっ←古い!しかも、お馬鹿(笑)
サイン会当日は、天晴!アキラ日和っ♪
会場は新橋に近い銀座。な〜んてアキラさんにうってつけの場所なんでしょっ!
6時からのところを5時に下見するも、まだごそごそと準備中。
しかーし、外にはすでに大行列っ。そーそー、整理券で順番決まってても、並んじゃうのが、愛っ。
私は入り待ちをアキラめ(こんじょなしっ)、心頭滅却しに近くのサ店へ。
そこで遭遇した石川ジロウ氏も取材のためにサイン会待ちだったらしい←ちゃんと整理券持って並びなさい(じぇらしいっ)
そして。
夕闇の銀座が主役の登場を待つ。
取材クルーがカメラなぞ回す中、いよいよ時間に。
ああっもうアキラさんはすぐ近くにおわしまするのかっ。つい、くんくんとにほひをかいでみたり(阿呆)
店員さんが番号を呼びあげ始めても、ふふ、まだ余裕さ。なんせ148番、おしりから3番目だもんな。とか思いつつ、券を持つ手はふるふる。
しかも列、驚きの速さで進むし!
呼ばれて店内に入っても、まだまだ2階への階段がっ。
くーっ、この一歩ずつ近付いてる感じ…心臓ばっくんばっくんやあっっ。
会場は2階の一角で、完全に白いカーテンの向こうがわ。
もう、券がない人にはちらりとも見せないもんね、な感じ。ちょっとケチ。
でも、つつついに、白いカーテンの中に……ちらりっ。
おわっ。みっ見えたっっ。えええっ!ほんとにいらっしゃるうっ←あたりまえです
あたかも秘仏の特別公開てな感じで、やや狭き所に鎮座ましましておわしまする。
脇侍の方々(笑)もおごそかに立ってるし。なんか、あわわわわ…。
なんぞと言っちゃおられんっ。さっさと側近その1さんにおフダを渡し、とっとと前に出るべしっ。あうあうあう。よろれりひと前進。とうとう…。
はっ。
と我にかえったら何もかもが終わってました。
サイン1.7秒。握手2.1秒。(体感測定)
はふっ。な、何も言えんかった。感激玉がノドもとまでセリあげて。
目もちゃんとは見られなかった。かなーり泣いちゃいそうで。
ヤバかった。
せっかくお口ぞえして下さったのに、スミマセンSさん、もう、いっぱいいっぱいでした。はい。
アキラさんは、スクリーンやステージとは違うマイルドな慈しみのオーラをまとわれて、そこはかとなくインテリっぽかったです。作家オーラか?
しかしなんとなく、大量の書類にめくらばん押し疲れた中国の皇帝陛下のような感じで。いや、お疲れは見えないけど、微妙にアキちゃってた(笑)。
そりゃ148人目じゃねえ。もう次の取材のこととか考えちゃってたのかも。
いでたちは、こまか〜いグレンチェックのジャケットに、ニアピッチでピンストライプが入ったうす〜いミントグリーンのシャツ、そしてイエローベースに赤をきかせたネクタイ。下半身不明。座ってて見えなかった。無念っ。
目立たないけれど上品なメガネをかけ、ほんとにひとりずつにサインをして下さって!←勝手にすでに書いてあるものと思いこんでたので大感激っ
150トン、じゃなかった、150人分ですからっ。大変だあ。
よろよろと白幕のお外に生還してからも、足がガクガクで、くずおれそーでした。
いま思い出しても、腰からちょっと上あたりの背骨まで、ぞくぞくっとシビれてヒザが震えます。あの、感触…。
ふわふわだった…。
熱かった…。
肉厚だった…。
ぎゅっと包まれる感じ。ふふ、両手でサンドしてしまった。
いくら手を洗っても、お風呂に入っても、決してこの感じは消えることは無いでしょう。
手のひらに、胸に、丹田に、ジンと沁みました。熱きたなごころから溢れる慈しみのようなものが。
アキラさんは決して異次元から投影された高性能ホログラム(?)ではありませんでした。触れても時空がねじれたり、コチラが消滅したりしませんでした←安心安心(笑)
でもやっぱり、どこか現実感がない。あれはほんとは夢だったのでは??
いつかきっと、ここぞっというときに、ガツンとリアルに感じられたりするのでしょう。楽しみです。
アキラさんは、ひょっこり天界からおりてきてみたんだけどさあ、という感じの、とても人間ぽい神さまか仏さまみたいでした。
そしてまるで二階堂卓也氏のように、出待ちを狙う者達(含む私)をケムにまき、銀座の夜へと消えてゆかれました。
壁がまわりカラクリにでもなっとんのか?さすが銀座の本屋、あなどれんっ。
アキコくんの苦労が、わたし、ちょっぴり解りましてよ、先生←ずうずうしい
こんな機会を、是非また!あちこちで!!
忘れられない体験となりました。感激ですっ!
以上。お粗末m(_ _)m
ちなみに写真撮影は禁止だったので、すべての証拠はございません。
かけていただいたお言葉は「あー、うちうちのね」です(笑)
プレゼントもカードも渡す勇気がありませんでした。
完全な負け犬です。きゃんきゃんっ。
今さらではございますが、この観察日記は、アキラさんビームで脳までデロデロに溶けたワタクシの、極めてあやしげな記憶によるものです。決して実録もの(笑)としてお読みいただきませぬよう、平にお願い申し上げます。
2004/11/08
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